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中国国際工業博覧会が上海虹橋国家会展中心にて開催

  • KAWANOBE
  • 2020年9月17日
  • 読了時間: 2分

2020年9月15日から19日まで、上海市の虹橋国家会展中心にて、中国国際工業博覧会が予定通り開催されました。開催初日は雨の降る中にも関わらず、往年の展示会の活況を見出すようでした。この展示会は今年で22回目の開催で、上海で開催される展示会の中でも一際、成熟した展示会であり、その年の各出展企業の成果を表す展示会とも呼ばれていました。


中国国内では国内でのコロナ封じ込めに力を入れており、上海の街中でもマスクをかける人が以前に比べ少なくなりました。また7月に展示会が再開されたばかりの頃には、例年と比べ、かなり少なかった参観者も、この国際工業博覧会ではかなり人数が回復した印象を受けました。


とは言え、参観者が入場するにあたっては、マスクの着用をはじめ、国家的に実施している「健康コード」や、身分証の確認、入場時に入場パスと本人の写真の紐付け等、一連のチェックを済まさないと中には入れません。コロナ対策はきちんとされているようです。


さて入場すると、往年の国際展示会の賑わいをみせているこの展示会に、ほっとしつつも、かなり久しぶりのこの状況にいささか気後れさえするほど。


この展示会はもともと日本の企業の出展も多いのですが、今年は出展が一番多いロボット館はかなり多くの日本企業が参加していましたが、それでも出展したのは例年の半分くらいでしょうか。ただ、出展している多くの日本企業のブースは盛況しているようでした。


特に、印象深かったのは、これまでの展示会では参観客が少ないことを考慮して、ブースのデザインが簡素なものが多いかったのですが、この展示会では日系の企業、中国国内企業、ヨーロッパ系の外資系企業問わず、例年並みに力を入れているブースが多かったことです。


ブース内でのプレゼンテーションなども盛んに行われていました。これからの上海の展示会事情、ますます目が離せなくなりそうです。


上海全体の展示会の開催スケジュールを見ると基本的に秋以降の展示会は予定通り開催されるようです。


動画にて、会場の様子を紹介しておりますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

リンク先はこちら↓


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