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上海でSEMICONCHINA 2020が開催

  • KAWANOBE
  • 2020年7月1日
  • 読了時間: 2分

2020年1月以降、上海での展示会は相次いで、中止、または延期を余儀なくされていましたが、6/28日にSEMICONCHINA2020が上海新国際博覧中心にて開催されました。


アフターコロナ後の大型国際展示会として高い関心を集めたこの展示会ですが、

コロナに対しての対策、参観者や出展者の様子はどうだったのか、現場の様子を

ご紹介いたします。


コロナの対策は基本、「検温」、「健康コード」と「マスク着用」と「パスポート携帯」のみで他には特に対策はされていませんでした。


 主だった入場制限は見られず、各館の入り口には消毒液が置かれているものの、使用している参観客の様子は見られませんでした。また、各ブースに消毒液の設置や入場制限、

ソーシャルディスタンスへの配慮なども特になし。蓋を開けてみれば通常の展示会とさほど

大きな違いは見られなかったという印象です。


参観者および出展者は全員マスク着用が必須。外す人もいないので注意する人もいないといった感じです。


初日の午前中の時点で外は大雨、BTOBの展示会でありながらこの日は端午節で3連休の最終日ということもあり、同時間帯での参観者の人数は去年と比べて3-4割程度という印象です。例年はSEMICONはELECTRONICAやほかの展示会とも併設展示されるのでそのあたりも影響はあると思います。


また、出展者については渡航制限のかかる中、特に日本からは今年は出展を断念する企業が続出する中、韓国からはパビリオンや欧米系は通常と変わらない規模で出展している会社も散見しました。また、移動制限により出展商品を運ぶことができない企業は商談メイン型や

パネルなどによる展示に切り替えるなどの工夫をして、対応をいていました。


ブースには所々、空いた空間も見られましたが全体には8-9割は埋まっている様子で、

この展示会に期待する企業が多いことが伺えます。


7月からはこの新国際博覧中心以外でも虹橋の国家会展中心、世博展覧館でも相次いで展示会が開催される見込みです。コロナの第二波、第三波が懸念される中で、国内の展示会を通じ、各産業の業績の回復が期待されます。


会場の様子は動画レポートを作成したので、下記アドレスより閲覧することができます。



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