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P&I(Photo&Imaging )Shanghai が上海国家会展中心で開催

  • KAWANOBE
  • 2020年7月13日
  • 読了時間: 2分


コロナ後、上海で展示会の開催が再開されて初めてのB2Cの展示会が7月8日から11日まで上海虹橋地区にある国家会展中心にて開催されました。


B2Cという事で、コロナ対策はより強化された模様。会場に入るためには具体的には身分証明証、健康コード、IDパスそしてマスクをつける事が必須条件。今回は初日等に人が集中し過ぎないように、ネットでパスを事前予約する際には開催期間のどの時間に参観希望かを指定して分散を図る試みを取っていました。


また入館する際にIDパスとパス所有者の顔写真をタグ付けして、パスの使い回しができなくなっていました。会場に入った人のデータを確実にする事(すり抜け防止)、ダフ屋防止が可能になります。


他にはこの展示会では、各社受付や展示台に消毒液や使い捨ての手袋等が用意することを義務付けられたようです。ただこれらは主にそのブースのスタッフが使用していた印象です。


一方、参観者数は主催での見込みでは例年の半数程の参観者を見込んでいたそうです。


会場内では大手カメラメーカーのブース内では、モデルがいる所にはそれなりの人垣ができていました。撮影機材関係の展示会ではよく見かける光景で、その他にもプロのカメラマンによるセミナーも盛んに行われていました。


一見すると往年の展示会と変わらない印象です。


出展メーカーはキャノン以外の日本の大手としては、富士フィルム、パナソニック、ニコン、それにエプソン、シグマ、そしてメモリーのキオクシアが世界中の市場の中で展示会に初出展しました。


キャノンは同時期に合わせ別会場にて、プライベート展示会を開催しました。


手前に開催されたB2B展示会とは異なり、参観客は元々ローカルの人たちが対象であり、且つ出展している日系メーカーは大手ばかりなので、全て現地法人があるので、会場の中に空き地が目立つような事はなく、会場全体にブースが配置されていました。


今月には上海では、これより規模の大きなチャイナジョイというゲームショーが控えており、こちらもこの展示会の基本方針を踏まえた上で分散入館、イベントの次週を行うものかと思われます。

(了)



リポート動画はこちらから。



 
 
 

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