Electoronica 2020が上海虹橋国家会展示中心にて開催
- KAWANOBE
- 2020年7月6日
- 読了時間: 2分
2020年7月3日から5日まで、上海虹橋、国家会展中心でELECTRONICA2020が開催されました。例年では3月中旬にSEMICONCHINAと同時開催される展示会ですが、今年は新型コロナによる影響で延期され、この日に開催されることになりました。
一週間前に開催されたSEMICONCHINAとは打って変わり、参観者の数が例年の6割から7割に戻った印象です。入場ゲートでは、参観数が一定数に達した場合には入場制限を設けると記載されていましたが、実際には大きなゲートに対して、入場する人数は底まで多くなかったので、待つことなく入場できました。
入場について
入場には身分証(日本人であればパスポート)、上海市内での健康コード(健康码)
マスク携帯が必須です。また北京からの来訪者には健康コードだけではなく、7日以内のPCR検査での陰性証明が必要とのことでした。
コロナに対しての施策について
各館内の入り口にはINFORMATIONが設けられていましたがセミコンチャイナのような消毒液やマスクの提供などは見られませんでした。また、出展者各社に於いても特別な対コロナ対処方法は講じられていないようです。ただし、参観客及び出展者及び館内のスタッフ全員はマスクを着用しています。基本入場する際に検査を行い、それ以外はこれまでの展示会の在り方と同様の認識であると受け止められました。
出展者と参観者の様子
どちらも現在門戸が閉ざされているため、大型国際展示会という位置づけではありますが、
中国国外からの出展企業は少なく、主に中国国内企業の出展が目立ちました。
参観者も大多数が中国国内からの来訪という印象です。
日本からも一部出展している企業は見られましたが、例年に比べると、大幅に少ない印象です。外国企業が少ない中、これまでの新型コロナの影響からどれくらい展示の方法に新しい試みがあるか、気になるところでしたが、パネル展示、ガラス什器展示などが多く、新しい試みについてはまだ時間がかかるのかもしれません。
これから上海では8月末までに、春の展示会が延期された展示会が軒並み開催され、秋からは通常スケジュール通りの国際展示会が開催される予定です。門戸が開放されるかどうかで、展示会の向き合い方が変わってくることになりそうです。
本展示会は現地でのリポートを作成しましたので、現場の様子をより深く理解されたい方は
そちらをご覧ください。
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