2020年上海の国際展示会と街中の様子
- KAWANOBE
- 2020年12月15日
- 読了時間: 2分
2020年の展示会が終了に向かっています。今回は秋冬の展示会が開催されていた様子と
実際の街中の情景やまわりの方の話題など取り上げてみます。
2020年6月末より展示会が再開して半年が経ちました。中国国内では下半期は厳しい
コロナ対策が敷かれ、上海の浦東では11月中旬に空港近くでコロナが発生したため、
その時期に開催された展示会については参観客数が厳しいものになっていましたが、
それ以外の展示会は雑感でどの展示会も例年の20-40%減の参観者数ながらも、そこからクラスターが発生するといったニュースはなく、最後まで展示会が直前で中止になることもありませんでした。
12月に入り、寒くなるまでは、上海で生活していても現実的に公共移動機関以外ではあまりマスクをつけない日々が続いていました。上海はもともと外食産業が非常に発展しているのですが、人気のお店は1時間待ち!などは普通にあるみたいです。この点はコロナ前を彷彿とさせます。
ショッピングモールは店員のほうがお客さんよりも多いです。タオバオやティーンモールなどのネットショッピングが風靡する中、リアル店舗は寂しい限り。特にファッションブティックはそんな感じで、人の往来が多いのは外食か教育機関かといった感じです。これはコロナとは直接関係ないかもしれませんが、日本とは明らかに異なる光景かもしれませんね。
自動車が近年にはない、ディスカウン攻勢をかけているそうです。ドイツ系は通常の3倍くらい値引いてくれるそう。日本車は売り上げが堅実らしく値引き率が低いとか。納車まで一か月待ち、二か月待ちは当たり前だとか。上海では日本車は根強い人気があると実感します。また、中国の国内メーカーも電気自動車が増えています。外地ナンバーが来年から上海市内で運転できる時間に大きな規制がかかることが決まったので、そういった背景もあるのでしょうね。国内メーカーのエクステリアもひと昔に比べてずいぶんカッコよくなりました。
最近になって、また街中でもマスクをつける人は増えましたが、こちらでコロナが発生するのは大抵、海外からの冷凍食品か空港からなどからの経路のようです。
街中では比較的落ち着いた平穏な時間が流れているように感じます。ワクチンの接種もそろそろ始まるとか、そんな話が出始めました。
業務も来年も上半期は正常な状態が前提で業務推進が始まっています。
早く世界中で平穏な往来ができることを切に願います。
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